インスタグラムでの情報発信について会見した県庁映画部のメンバーら
映画好きの長野県職員6人でつくる「県庁映画部」が9日、県庁で会見し、信州フィルムコミッションネットワークとしてインターネット交流サイト(SNS)のインスタグラムで情報発信を始めたと発表した。国内外の映画ロケを県内に誘致するため、ロケ地の情報や魅力を掲載していく。
県庁映画部は、県職員が勤務時間の20%以内を所管業務以外の県政に寄与する活動に充てられるルールを活用して昨年11月に発足。県庁や県内各地の現地機関の職員が参加し、信州フィルムコミッションネットワークと共に映画撮影に適した場所の情報収集やロケ地の調整などに取り組んでいる。
今回始めたインスタグラムでは、これまでロケ地になった作品や各地のフィルムコミッションの取り組みも紹介していく。映画部のメンバーのうち、長野工業高校(長野市)に勤務する田中英二さん(55)は千曲市や茅野市などで撮影された「透子のセカイ」にバルーンアーティスト役として出演した際の衣装や作品の画像を投稿している。田中さんはエキストラ参加の経験も豊富で、「過去に出た映画のロケ地なども紹介したい」と話した。
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