フレンチのレストラン「Dining Iris」オーナー・望月栞さん(25)
若者の挑戦です。長野市街地に7月、フレンチのレストランがオープンしました。オーナーは25歳の女性。いずれは祖父母との思い出の地・戸隠に店を開きたいと奮闘しています。
【動画で見る】祖父母との思い出の地・戸隠に店を開きたい
■ 野菜たっぷりのフランス料理を提供 オーナーは都内出身の25歳
「旬菜のロースト」
長野市問御所町に2022年7月にオープンした「Dining Iris(ダイニング アイリス)」。野菜たっぷりのフランス料理を提供しています。
「旬菜のロースト」ラージサイズ 1500円
Dining Iris(長野市)
市内から:
「インスタグラムで見つけて、気になって来ました」
「普段そんなに野菜は食べないので、しっかり野菜取れて健康的でいいなと。おいしかったです」
「いらっしゃいませ、こんにちは」
オーナーは都内出身の望月栞さん25歳。コロナ禍、新たな一歩を踏み出しました。
Dining Irisオーナー・望月栞さん
Dining Irisオーナー・望月栞さん:
「飲食店にとって一番のどん底から始めるからこそ、この先上がっていくことしかないかなと思って。なので、迷うことはあまりなかった」
■ 放置されていた祖父母の別荘でレストランを開きたい
提供・望月さん
望月さんが挑戦の場所に長野を選んだのには訳があります。
立川市出身の望月さん。中学校の吹奏楽部でクラリネットを始め、音楽の教師を目指して国立音大に進みました。
しかし…
Dining Irisオーナー・望月栞さん:
「教育実習に行ったときに音楽の授業もやったり、吹奏楽部に教えたり、楽しかったんですけど、職員室の事務作業であったり…裏方の部分は私にはできないかもしれないと」
理想と現実のギャップ…。
提供・望月さん
教師をあきらめ、2019年、高校時代からアルバイトをしていたイタリア料理店の運営会社に就職しました。
好きだった接客の仕事に打ち込みますが、翌年、コロナの影響が直撃。時短営業などが続きました。
Dining Irisオーナー・望月栞さん:
「このままこの会社で…楽しかったですけど、このままでいいのかなとか、今やりたいことはなんだろうなとすごく考えるようになって」
将来に考えを巡らしていたころ、転機が訪れます。
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