長野放送
南極に向け訓練です。今年11月に出発する予定の南極地域観測隊の訓練が長野県東御市の湯の丸高原で行われています。
ペンギンの群れ。ここは南極です。
現在、第64次地域観測隊が昭和基地を拠点に環境保全などを目的に氷や鉱物を調査しています。
観測隊のメンバーは実は信州で訓練を積んできました。
訓練を行っている場所は東御市の湯の丸高原です。
2月27日から3月3日まで次の第65次観測隊の候補者およそ70人が訓練を行っています。
豊富な雪があることから訓練場所に選ばれ今年で4回目です。
1日は屋外の作業中に氷の裂け目に落ちたことを想定し、脱出する訓練でした。
第65次南極地域観測隊・橋田元隊長:
「(南極では)思っていたことと違うことが起こり得る」
候補者たちは今後、健康診断など経て正式に隊員となります。
その後、11月に南極に向けて出発し現地で調査などを行う予定です。
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