事件現場(長野県松本市 2月7日)
長野地方検察庁は、同居中の63歳の男性を相手の承諾を得た上で首を絞めて殺したとして85歳の女を「承諾殺人の罪」で起訴しました。
起訴状によりますと、松本市の無職・丸山尚子被告は2月6日午後10時半ごろ、同居の親族の和容さん(63)を、承諾を得た上で殺意をもって首を絞めて殺害したとされています。
親族によりますと、和容さんは40年ほど前から皮膚の難病を患っていました。被告は長年介護をしていて、「介護に疲れた、殺して私も死にたい」などと話すこともあったということです。
警察は丸山被告を殺人の疑いで逮捕・送検しましたが、捜査の結果、地検は承諾殺人の罪で起訴しました。
地検は被告の認否について明らかにしていません。
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