委員らに大会の成功に向けて協力を呼び掛ける宮坂徹町長
長野県下諏訪町は24日夜、今秋同町を中心に開催される「第36回全国ボート場所在市町村協議会首長会議ボートサミットinしもすわ・第32回全国市町村交流レガッタ下諏訪大会」(全国ボート場所在市町村協議会主催)の実行委員会を設立した。名称は「ボートサミット・全国市町村交流レガッタ下諏訪町実行委員会」とし、会長には宮坂徹町長が就任。構成する関係団体と連携しながら、大会の成功に向けて準備を進めていく。
同協議会は全国の競漕施設がある市町村で構成され、現在は32市町村が加盟。ボート競技の普及や該当市町村の交流、地域振興などを目的に首長会議と大会を持ち回りで開催している。これまでは別々に開催していたが、今回初めて同時に実施することになった。同町で開催されるのは首長会議が1990年、大会は2009年以来。09年は全国24市町村から111クルー、総勢約870人が集まった。
今回は、9月29日に首長会議を諏訪市の「浜の湯」で開催。競技は同町の下諏訪ローイングパークで開き、30日に予選、10月1日に決勝を行う。競技はすべて舵手1人とこぎ手4人の「ナックルフォア」500メートルで実施。各市町村の代表選手が男女やこぎ手の合計の年齢などで区分した全6部門に分かれて競う。
下諏訪総合文化センターで開かれた第1回実行委には、委員を務める町内の行政、スポーツ、観光、医療など各種団体の代表者ら約20人が出席。会則や組織構成、日程などを承認したほか、総務・サミット部会、おもてなし部会、競技部会を設置し準備を進めていくことも確認した。
宮坂町長は「全国から多くの人が集まり、下諏訪をPRするいい機会。競技当日は物産展や飲食店の出店なども予定している」とし、「初の同時開催であり、これからのモデルケースとなるようしっかり成功させたい。ぜひ協力を」と呼び掛けた。
今後は各市町村に参加意向調査を行い参加クルーの暫定数を確認し、4月に第2回実行委を開く予定。
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