山下清「長岡の花火」(1950)
去年、生誕100年を迎えた画家・山下清(1922~1971)。
企画展会場の長野県上田市のサントミューゼでは初公開となる初期の絵画や各地を放浪して着想を得た貼り絵など過去最大規模のおよそ190点が展示されています。
「長岡の花火」は夜空に浮かぶ大輪の花火とそれを映す信濃川の水面、川岸を埋め尽くす大勢の人々を描いた代表作です。
花火が大好きだった清は「みんなが爆弾なんかつくらないで きれいな花火ばかりつくっていたら きっと戦争なんて起きなかったんだな」という有名な言葉を残しています。
愛用のリュックなども展示され「放浪の天才画家」として知られる清の生涯を辿ることが出来ます。
訪れた人は:
「親しみやすくてとっても好きです」
「貼り絵が一番好きなんですけど細かい作業をしていて凄いと思います」
「生誕100年 山下清展 百年目の大回想」は上田市立美術館・サントミューゼで4月2日まで開かれています。
(午前9時~午後5時 火曜休館 ※3月21日は開館 3月22日は休館)
長野放送[/MARKOVE]