長野市の西部中学校の生徒(14日)
大きな被害が出ているトルコ・シリア地震です。一校一国運動をきっかけにトルコと交流を続けている長野市の中学校は今後、募金活動などの支援を検討します。
長野市の西部中学校の全校集会。校長が呼びかけたのは…
西部中学校・藤松隆雄校長:
「トルコの友達に対し、私たちができることは何でしょうか」
トルコ南部で発生した地震ではこれまでに3万6000人が犠牲となり、被災者はおよそ2600万人にのぼっています。現在も救助活動が行われています。
西部中学校は長野オリンピックの一校一国運動をきっかけにトルコ・イスタンブールの学校と交流を続けています。
交流する学校は震源地から遠く校舎や生徒は無事でしたが、被災地に贈る支援物資を集めているということです。
西部中学校・藤松隆雄校長:
「皆でそれ(支援)を考え、行動したいと思います。皆さんの声を聞かせてください」
全校集会では校長が被災状況などを伝え、自分たちに何ができるか呼びかけました。
2年生:
「学校全体で募金活動をして(被災地の人たちに)渡す」
「応援のメッセージを録画して届けたり」
実は西部中学校の先輩たちも…
募金呼び掛け(当時):
「トルコへの義援金よろしくお願いします」
1999年に1万7000人が犠牲となったトルコの地震の時も中学校では募金活動を行い、230万円以上を送っています。
今後、西部中学校では生徒会を中心に話し合い、どんな支援ができるかを考え募金なども検討するということです。
長野放送[/MARKOVE]