小林誠也選手の父と祖母
長野県勢も次々と登場しています。選手が躍動する一方、今回はコロナ禍で現地での応援が難しく、家族は地元から熱い声援を送っています。
5日、行われたショートトラックの新種目・混合リレー。2000メートルを男女4人が交代しながら滑ります。
4人のうち県勢は男子の菊池耕太選手、女子の菊池悠希・純礼選手の3人が出場しました。菊池耕太選手は初出場です。
日本は序盤から追いかける展開となり、前に出ることができません。4チーム中、4位となり準決勝進出はなりませんでした。
菊池悠希選手：
「私たちがメダルを取れば、取ることでみんなの努力が報われるかなと思って戦ったので、すごく悔しいです」
菊池耕太選手：
「パフォーマンス的には悪くなかったのかなと思いますけど、結果的に次のラウンドいけなかったので悔しいです」
初出場・菊池耕太選手の両親は自宅で観戦しました。
菊池耕太選手の父・隆さん
「頑張ったと思います。ただ、惜しかったなと」
母・通子さん
「一生懸命タッチをもらって前を追っかける姿は迫力があったし、みんなで力を精いっぱい出したんじゃないかなと思います」
菊池選手らはこのあと、個人種目、リレーが残っています。
リュージュ男子1人乗りには、飯綱町出身の小林誠也選手が出場。
3回の滑走の合計で32位。4回目に進める上位20人には入れませんでしたが、初出場の中で次につながる滑りを見せました。
家族は7日朝、あらためて小林選手の滑りを観戦しました。
小林選手の父・義文さん：
「いろんなことに恵まれて、まさか本当にオリンピックに出るとは思わなかったけど」
祖母・孝江さん
「ドキドキ、ハラハラで、ばあちゃんのできることは、手を合わせて何とか無事にと願っていました」
男子距離複合は、山ノ内町出身・馬場直人選手が初出場。懸命な走りを見せますが、35位にとどまりました。
馬場選手の父・龍雄さん：
「リレーか、最後の50kmフリー、これは何とかやってくれるんじゃないかと、期待して見ててください」
女子距離複合に出場した飯山市出身の小林千佳選手は、初のレースで50位でした。
小林選手の父・一久さん：
「とても楽しそうに滑っているなと思いました。（次の種目は）少しでも高い順位で入ってくれればいいかな」
女子ジャンプ。2回目の五輪、上田市出身・岩渕香里選手は18位。
18位・岩渕香里選手：
「皆さんが見てくれる舞台で飛べたことは幸せだと思います」
家族も観戦―
岩渕選手の父・享秘さん：
「今できる現時点のジャンプはやれたと思うので、本人は納得していると思う」
岩渕選手の母・ひとみさん：
「ドキドキ、ハラハラのバクバクでした。（終わって）ちょっと安心しました」
フリースタイルスキー・モーグル男子準決勝―
原大智選手（日本スキー場開発クラブ）は7位。
杉本幸佑選手（デイリーはやしや）はストックを折りながらも9位。
9位・杉本幸佑選手：
「悔しい、の一言です。自分一人では来られなかったので、日本に帰ったらありがとうございますと伝えたい」
スピードスケート男子5000メートル、一戸誠太郎選手（信大卒）は12位。
熱戦が続く北京オリンピック。今後も県勢の活躍に期待です。
長野放送[/MARKOVE]
