同社によると、新駅舎は木造平屋建てで、延べ床面積は約37平方メートル(現駅舎は約124平方メートル)。屋根の色は現駅舎の色に近い緑色を採用し、「歴史ある現駅舎の面影が感じられるデザイン」。待合室には現駅舎の柱などに使われている木材を再利用したアクセントウォール、待合室内には地域住民が利用できる展示コーナーを設ける。地域の森林整備や環境保全への貢献として、新駅舎には県産カラマツなどの木材を使用する。
同社は「地域の皆さまに駅舎の花の手入れを協力いただくなど愛されてきた現駅舎の面影を残しつつ、県産の木材を使用した木造駅舎とし、これからも駅を身近に感じてもらいたいとの思いを込めた」とコンセプトを説明している。
建て替え工事は5月に着工し、新駅舎の利用開始は10月を予定。同駅は現在、1日当たり上下線合わせて44本が運行している。[/MARKOVE]