長野市・荻原健司市長(2月1日)
長野市の公園廃止問題です。市は2月11日に初めて住民説明会を開きます。荻原健司市長は現段階で廃止の方針は変わらないとしたものの「説明会で多くの意見を聞いて判断したい」と述べました。
青木島遊園地(長野市)
長野市の青木島遊園地は「子どもの声がうるさい」という一部住民の苦情をきっかけに、市は3月、廃止にする方針です。
署名活動(長野市 12月24日)
ただ、「一部住民の声で廃止を決めていいのか」「子どものことを第一に考えて欲しい」といった意見もあり、地元住民の有志などが存続を求める要望書や署名を市に提出。市は2月、初めて住民説明会を開くことを決めました。
青木島遊園地(長野市)
説明会には荻原市長も出席し住民に直接、説明する場も設けます。
1日の会見で市長は「現段階で廃止の意向は変わらない」としましたが、「説明会で多くの人の意見を聞き判断したい」と述べました。
長野市・荻原健司市長:
「(廃止方針は)基本的には維持されているが、どんな意見がお伺いできるのかそういった結果、私の判断で決めていきたい」
説明会は2月11日に青木島地区の住民限定で開かれます。
青木島遊園地を巡る経過
青木島遊園地は地域の要望で2004年に市が開設しましたが、まもなく1軒の住民から「子どもの声がうるさい」などと苦情が寄せられるようになりました。
その後、市も遊具の移設や出入り口の位置を変えるなど対策してきましたが解決しませんでした。
2022年1月に地元区長会の要望もあったことから、市は2023年3月での廃止を決めました。
また、この場所の借地で税金を払い続けなければいけないことも理由の一つにしています。
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