長野放送
リニア中央新幹線の工事車両が多く通る長野県松川町で26日、小学生を対象にした交通安全教室が開かれました。子どもたちはダンプカーの死角や内輪差の危険を実際の車両で学びました。
校庭に止まった大型ダンプ。子どもたちの乗り物体験ではありません。運転手から見えない「死角」があるのを知るためです。
26日、リニア中央新幹線工事の車両が近くを走る松川町の松川中央小学校で5、6年生を対象にJR東海や町が交通安全教室を開きました。
学校の前の通学路を含め、1日平均190台から200台の工事車両が町を通過します。
教室では、普通車が左折するのと比べて、ダンプは「内輪差」が大きく、後輪に巻き込まれる危険があることを確認しました。
児童:
「改めて自動車の危険性を知れました。死角がものすごく多くてびっくりしました」
「(ダンプに)近づかないようにします」
JR東海中央新幹線長野工事事務所・杉浦禎信所長:
「地元の皆さまの心配や不安ができるかぎり小さくなるようにハード対策、きょうのようなソフト対策、やれることをしっかりやって交通安全に努めたい」
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