5区で区間新を出した吉岡大翔選手(佐久長聖高)
新型コロナによる中止を経て3年ぶりに開かれた第28回全国都道府県対抗男子駅伝が22日開かれ、広島市の平和記念公園をスタートとゴールに7区間48キロで争われました。
2連覇がかかる長野県は暮れの全国高校駅伝で準優勝した佐久長聖高校のメンバーなどが躍進しました。
1区では永原颯磨(佐久長聖高)が2位と幸先良いスタート。2区の猿田創汰(堀金中)が3位、3区の伊藤大志(早大)も4位と粘ります。
4区で山口竣平(佐久長聖高)が区間新の走りで先頭の京都を捉えてトップに立ち、5区の5000m高校記録保持者のエース吉岡大翔(佐久長聖高)に繋ぎます。
吉岡も区間新の走りで更に差を広げて6区の小林睦(富士見中)へ。
小林も首位を守って2位と49秒差でタスキを渡したアンカーは立教大学男子駅伝部監督の上野裕一郎(セントポールク)。
佐久長聖時代から県チームで活躍してきた37歳の上野がトップでゴールを駆け抜け長野県チームは大会記録を1秒更新する2時間17分1秒のタイムで2連覇。大会最多の9回目の優勝を果たしました。
上野裕一郎選手:
「18年前にアンカーでゴールテープを切ってここでまたゴールテープを切る。こんな幸せなことはありません」
長野放送[/MARKOVE]