資料:日本郵便信越支社
日本郵便信越支社は、郵便物や荷物など829点を配達せずに自宅などに隠し持っていたとして、長野県上田市の東塩田郵便局の20代男性局員を懲戒解雇したと発表しました。
18日付で懲戒解雇されたのは、上田市の東塩田郵便局の期間雇用社員だった20代男性です。
信越支社によりますと、2022年8月下旬から12月上旬にかけて、担当していた郵便物や荷物など合わせて829点を配達せずに自宅や自家用車などに隠し持っていたということです。
郵便物の一部は2箇所の自動販売機の裏にも隠していて、それを利用者が発見したことから不正が発覚しました。
日本郵便の内部調査に対し、男性は事実を認め、「配達がめんどうだった。配達しきれなかった荷物を局に持って戻って、仕事ができないと思われたくなかった」などと話しているということです。
日本郵便は、郵便物や荷物について、今後、差出人や受取人に謝罪した上で、対応していくとしています。
日本郵便は、刑事告訴を念頭に警察に相談しているということです。
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