軍手で作った愛らしいウサギの人形と竹内さん
長野県茅野市湖東須栗平の手芸講師竹内文子さん(76)は、軍手を素材に、今年の干支「卯」の人形作りを楽しんでいる。十二支の人形は「未」から始め、2巡目。コロナ禍で講習会や教室は開けないが、施設などにプレゼントしたり、生徒や知人からの依頼を受けたりして、「ぴょんぴょん跳ねるウサギのように元気で明るい年になって」と願いながら作っている。
ウサギ用の軍手は白色で目の細かい滑らかな物が良いといい、型紙を当てて胴や頭、足などのパーツを取り、縫い合わせて綿を詰める。目はビーズ、洋服はフェルトで作って着せ、手にはニンジンや花を持たせ、釣り糸をひげにするなどの工夫も。片方の軍手で手のひらサイズとよりミニサイズの2体ができる。
先月から作り始め、すでに50組以上を作った。竹内さんは「どれ一つ同じ表情は無く愛らしい」と目を細め、「コロナが落ち着いたらまた講習会も開きたい」と話している。人形作りは正月に入っても続けるという。問い合わせは竹内さん(電話0266・76・2083)へ。
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