熱中症予防のため園児はマスクを外して生活(ころぽっくる保育園・長野市)
記録的な暑さが続く中、気になるのはマスクの着用。国や長野県は、熱中症を防ぐため屋外で距離が取れれば外してもよいとしています。ただ、28日取材すると多くの人が着けていました。
最高気温37.2度まで上がった上田市。日傘を差すなど熱中症対策をする人が多くいました。
ただ…
(記者リポート)
「強い日差しが照り付ける上田駅前では、行き交うほとんどの人がマスクを着用しています」
国や県は屋外で距離が確保できる場合はマスク不要としていますが、取材中は9割ほどの人が着けていました。
マスク着用:
「(マスク)を外したいけど、みんなしているので外しづらいな…」
「コロナが心配ですよね、(感染者の)人数も増えてきたし」
着けていない人:
「暑いし息苦しいから人混みになったら着けるけど(夏は)外したいです」
暑さは続く見込み、熱中症と感染対策の両立が求められています。
一方、こちらは長野市の「ころぽっくる保育園」。
屋外で元気に遊ぶ子どもたちはマスクを着けていません。
さらに、屋内でも着けていません。
保育園では蒸し暑さが増してきた2週間ほど前から、園児全員がマスクを外して生活しています。
記者:
「マスクがないと、どう?」
園児:
「苦しくない」
「ちょっと暑いけど、気持ちいい」
ころぽっくる保育園・矢野嘉大主任保育士:
「(今はコロナよりも)熱中症の方が怖いなということで、マスクを外して生活している。息苦しさだけでなく、顔色の変化もよみとれるので安心して保育できる」
子どもはより熱中症に注意が必要です。保育園ではマスク以外にも、こまめな水分補給などの対策をしています。
長野放送[/MARKOVE]