一千礼拝で五体投地を繰り返す参加者
礼拝を1000回繰り返し、1年間の罪や汚れを悔い改めて心身を清める「佛名会(ふつみょうえ)一千礼拝行」が24日、長野県諏訪市の貞松院で開かれた。山田雄道住職と諏訪組浄土宗青年会会員、一般参加者の計10人が参加。真っ暗な本堂で額や両肘、両膝を床に付けて行う最高の礼「五体投地(ごたいとうち)」を繰り返した。
自己修練のため、2001年から行っている同寺恒例の法要。参加者は灯明の明かりだけをともした本堂で正座し、「南無阿弥陀仏」と一心に唱えながら立ったり座ったりを繰り返した。200回ずつを5回繰り返し、一日掛けて1000回に到達した。
昨年に続いて参加した茅野市の30代女性は「厄年なので参加した。すがすがしい気分になった」と晴れやかだった。山田住職は「今年は長引くコロナ禍やロシアによるウクライナ侵攻など、暗いニュースが多かった。来年はいい年になるよう願った」と話していた。
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