長野放送
長野市の公園廃止問題です。近隣住民からの騒音への苦情をきっかけに廃止が決まった青木島遊園地。住民有志は存続を求め署名活動を行うことを明らかにしました。
夕方でも子どもの姿がない公園。長野市の青木島遊園地です。
近隣住民の「子どもの声がうるさい」との苦情をきっかけに、長野市は2023年3月での廃止を決めました。
市には「苦情だけで廃止を決めていいのか」などの意見が多数寄せられていますが、荻原市長は「地域でも話し合った結果」とし、決定は見直さないとしています。
そうした中…
青木島遊園地を考える会・小嶋小百合代表:
「外遊びの機会が減少するような事態は招いてほしくない。廃止ではなく何か別の方法がないか、長野市には再考をいただきたくお願い申し上げます」
子どもの権利を守る活動に取り組む団体や地域の住民有志らが、「存続を求める署名活動」を行うことを明らかにしました。
2023年1月3日までに8000筆が目標で24日は長野駅前でも活動する予定です。
また、区長だけでなく近隣住民を交えた話し合いの場の設置も市に求めていくことにしています。
青木島遊園地を考える会・小嶋小百合代表:
「子どもを犠牲にするようなことはしたくない。子どもを優先に考えてほしい」
市は「内容については聞いていないので、お答えすることができる状況にない」とコメントしています。
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