来年1月の開場に向けて、順調に整備が進んでいる「秋宮スケートリンク」
長野県下諏訪町の諏訪大社下社秋宮隣に冬期限定で開設される伝統の町営天然リンク「ふれあい広場秋宮スケートリンク」の整備が進んでいる。20日は諏訪で最低気温氷点下6.7度を観測。リンク横の温度計でも午前9時時点で氷点下5度と冷え込んだ。町から委託を受けた岡谷下諏訪広域シルバー人材センターの会員が、来年1月5日の開場に向けて毎朝、氷の点検や整備に取り組んでいる。
会員によると、ここ数日の寒波で一気に氷の厚みが増したという。作業は11月28日から開始。冬期以外はグラウンドとして使用されており、落ち葉の撤去や、広場の周囲に利用者がスケート靴を脱いだりする通路の設置を行った。水入れは今月7日で、承知川の水を引いている。
会員4人でリンクを管理。15年間にわたりリンク造りに携わる島津栄一さん(80)=同町星が丘=は「いい氷が出来上がるよう、オープンに向けて整備を頑張りたい。地域を問わず大勢の人、特に子どもたちに来てほしい」と話した。
開場時間は午前8時~同11時30分。入場無料でスケート靴の無料貸し出しも行う。
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