諏訪湖結氷時に氷上に乗らないよう求める注意喚起看板を設置する諏訪地区観光客安全対策推進会議メンバー
冬の観光シーズンを前に、長野県諏訪地方の観光事業者や県、市町村、警察、消防などでつくる諏訪地区観光客安全対策推進会議は14日、観光客の安全対策として諏訪湖結氷時に氷上に乗らないよう求める注意喚起看板や赤い旗を諏訪湖畔に設置した。
推進会議メンバー約20人が4班に分かれて注意看板43基、旗46本を取り付けた。御神渡りの紹介を兼ねた注意看板も3基設置した。諏訪市湖畔公園では7人が強風の中で作業。看板や旗を設置し、石彫公園や諏訪湖間欠泉センター前周辺の約500メートル間にはロープを張った。
推進会議事務局の県諏訪地域振興局商工観光課によると、昨冬は氷上への立ち入りの目撃情報が県に4件寄せられた。「諏訪湖は結氷しても氷の厚さにむらがあり、乗るのは大変危険。諏訪湖の様子は安全な場所で見てほしい」と話した。
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