長野放送
平和への願いを込めた絵。
戦火のウクライナから隣国のポーランドに避難している8歳から15歳の4姉妹が描いた絵が千曲市役所で展示されています。
ポーランドで避難民の支援活動を続けている千曲市出身の坂本龍太朗さんや「千曲市ウクライナ避難民を支える会」が企画しました。
展示されたのは22点。4姉妹の父と兄は戦場となった祖国に残って戦いに赴き、子どもたちは慣れない避難生活の中、平和への願いやいつか訪れたい場所などを丁寧に描いています。
12歳の次女アリビナが描いた絵の題名は「日本へ ありがとう」。今の夢は「平和」が戻って「日本を訪れること」だそうです。
千曲市ウクライナ避難民を支える会 竹下雅道代表:
「絵を見られた方には募金をしていただいて現地の人たちがこの冬を乗り越えられるよう支援を続けられればと思っています」
絵画展は千曲市で12月4日まで開かれたあと上田市や松本市でも開催されます。
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