NBS長野放送
一日限定のそば店です。12日、長野県内の2つの高校の「そば部」がタッグを組み、「そば食堂」を開きました。2校は全国大会で優勝・準優勝した腕前。食べ比べができ多くの人でにぎわいました。
【動画で見る】全国1位と2位 「高校そば部」の腕前披露
飯山市のホテルで12日、一日限定でオープンした「そば食堂」。新そばが振舞われました。
飯綱町から:
「とてもおいしい」
「一生懸命さが伝わってきて、素晴らしいなと」
切り盛りするのは、木島平村の下高井農林高校と長野市の長野吉田高校戸隠分校の「そば部」のメンバーです。
下高井農林高校そば部・浦山みもざ部長:
「長野県でそばが打てる高校は2校しかないということで、大会ではいいライバルとして、今回はお互い協力しながら良い『そば食堂』になればいい」
2校は、そば打ちの腕前を競う全国大会で今年、好成績を残しました。下高井農林は8月の大会で2年ぶりに優勝。戸隠分校は、伝統の「一本棒丸のし」で打つそばが高く評価され準優勝でした。
全国大会優勝、準優勝の2校がタッグを組んだ今回の限定食堂。客の前でそば打ちも披露しました。
長野吉田戸隠分校そば部・丸山朝陽さん:
「粉も打ち方も違うので、それぞれいいところが出せたら。細いところが(戸隠流の)特徴というか推しているところなので、気を付けている」
下高井農林高校そば部・丸山姫風さん:
「自分たちのそばが一番と思っているので、少し複雑なんですけど、どっちもおいしいと思うので、お客さんにはおいしく楽しく味わってもらえたら」
自慢のそばを「食べ比べ」セットで提供しました。
飯山市から:
「全然違って、おいしいです、両方」
「食べ比べてみると味が違うなと、舌触りが違うのもわかる」
千曲市から:
「高校生がつくったとは思えない出来栄えと味。戸隠の方が細くて、下高井の方が太い感じで、どっちも特徴があっておいしい」
営業時間は2時間、150食以上を売り上げました。
長野吉田戸隠分校そば部・六川優さん:
「お客さまに楽しんでもらえたと思うので、来年もできたら。負けたくないというか、こっちの方がおいしいと言ってもらえるように」
下高井農林高校そば部・浦山みもざ部長:
「農林のそばと戸隠のそばの食べ比べで、たくさんの方に来ていただけたので、100点だと思う」
ライバル同士が協力した「そば食堂」。次回の開催も検討しているということです。
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