塩尻デリバリーステーション
インターネット通販大手「アマゾンジャパン」が長野県塩尻市につくった配送拠点が、報道陣に公開されました。コロナ下で需要が高まる中、利用者の利便性アップが期待されます。
【動画で見る】700万点以上“翌日発送”「アマゾンジャパン」長野県内に2拠点 通販の需要増…自社流通網強化
積み上げられた段ボール。アマゾンジャパンが今年7月に設置した配送拠点「塩尻デリバリーステーション」です。県内では8月に千曲市にも新設されています。
注文された品物は県外の物流拠点からデリバリーステーションに集められ、仕分けされた後、ドライバーが利用者に届けます。
これまで拠点がなかった地域では、配送業者に仕分けも委託していたため商品が届くまで時間がかかるケースもありました。
塩尻市と千曲市のステーションのエリアでは700万点以上が注文した翌日に届くようになるということです。コロナ下で通信販売の需要が高まる中、自社流通網を強化しました。
アマゾンジャパン・道上淳之介ディレクター:
「よりお客さまに近いところに拠点を設置することで、声をダイレクトに聞いてサービス向上につなげたい」
個人事業主であるドライバーと契約し柔軟に働いてもらうなど、地元の雇用創出にもつなげたいとしています。
ドライバー:
「午後、仕事したいとか働き方が自分で決められるのが一番だと思う」
アマゾンジャパンのデリバリーセンターは、今年中に18カ所増え、全国で45カ所以上になるということです。
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