カヤックで湖上のごみ拾いに繰り出す参加者
カヤックに乗って諏訪湖上のごみを回収するボランティア活動が16日、長野県諏訪市のヨットハーバー周辺で行なわれた。今月1日の「諏訪湖の日」にちなんで諏訪市が初めて開いた。小学3年~一般の32人が参加し、カヤックの操作を楽しみながら作業。環境美化への理解を深めた。
諏訪湖浄化のボランティアの裾野を広げようと企画。初めてカヤックに乗る人も多く、ヨットハーバーを起点に上川、中門川の河口付近まで湖上を移動して、浮遊するごみを拾った。
出発時は思う方向にへさきが向かず、四苦八苦しながらも「楽しい」と小学生たち。こぎ方の要領をつかむと、巧みにオールを操って作業をしていた。市環境課環境保全係は「岸から見るよりごみが多いことも知ってもらいたい。今後のボランティア活動への参加のきっかけになれば」と期待を込めていた。
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