パドルを漕いで諏訪湖を進んだ参加者たち
「諏訪湖周水路復活漕ぎあるきプロジェクト」(百瀬篤代表)とNPO法人「絆JAPAN」(笠原正好理事長)は2日、カヤックの体験イベント「漕いで知ろう・諏訪湖!」を長野県諏訪市渋崎の原田泰司美術館裏の諏訪湖畔や上川で開いた。園児から中学生までの親子約40人が参加。秋晴れの下、元気よくパドルを漕いで水上からの景色を楽しんだ。
「諏訪湖の日」プロジェクトの一環で開催。諏訪湖の状態を知って、環境問題に興味を持つきっかけにと行っている。講師は同漕ぎあるきプロジェクトのメンバーが中心に務めた。参加者はパドルの使い方などの説明を受けてから水上に出た。
息を合わせてパドルを漕ぎ、それぞれ好きなコースで諏訪湖や上川を進んだ。途中、ゴミが落ちている場所を見つけた参加者は自発的に拾い、環境美化に努めた。母親と参加した中学生(14)は「思っていたより諏訪湖はきれいだった。景色がよかった」と笑顔。百瀬代表は「水上からだと普段見ることのできない景色を見ることができる。目線の変化が、諏訪湖環境に対する気持ちの変化につながれば」と話した。
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