10月15日のウオーキング大会の中級、上級コースで歩く入笠湿原。この時期は草紅葉の季節に入っている=昨年10月14日撮影
長野県富士見町は10月15日、入笠エリアを舞台にした健康増進イベント「ウオーキング大会inパノラマリゾート」を初めて開く。健康・体力づくり事業財団の支援事業に採択され、諏訪地方6市町村在住者を対象に実施。初級~上級の3コースを用意し、秋の入笠を楽しみながら爽やかな汗を流してもらう。各コース定員20人、富士見パノラマリゾートのゴンドラ利用を含めて無料。ウェブと電話で参加を受け付けている
町は、東急不動産やグループ会社と連携し、町民の健康寿命延伸を目指す「みんなで健康223(ふじみ)プロジェクト」を展開。その一環で同財団の事業に応募した。富士見町民は参加によって同プロジェクトのポイントも得られる。
いずれもゴンドラ山頂駅を起点として、初級は入笠すずらん山野草公園の園内を1時間歩く。中級は2時間コースで草紅葉の入笠湿原へ。4時間コースの上級は、湿原を経て入笠山の山頂(標高1955メートル)に向かう。
各コースには町のガイドが2人ずつ付き、紅葉やカラマツ黄葉、澄んだ空気と景色を楽しみながら歩く。参加者には入笠山のガイドブック、ルバーブソフトクリームの割引券を配布。上級コース参加者のみ昼食を持参する。山歩きの服装での参加と防寒対策を求めている。
雨天決行。当日は午前9時30分~10時に同リゾートで受け付けをする。町住民福祉課は「紅葉ゴンドラに乗って秋の入笠山を歩き、健康づくりへの意識を高めていただけたら」と話している。申し込みは同課保健予防係(電話0266・62・9134)へ。
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