長野放送
キノコ採り遭難が相次いでいます。長野県山ノ内町では25日から行方不明になっていた81歳の男性が、26日朝見つかりましたが、死亡が確認されました。沢に滑落したとみられます。
行方不明になっていたのは山ノ内町の81歳の男性です。警察によりますと25日午後、1人で町内の山林にキノコ採りに出かけたまま帰宅しませんでした。
警察と消防などは26日朝から付近を70人態勢で捜索しました。
男性の友人:
「板前さんでいろんな料理が上手。(心配は)クマと崖から落ちること」
捜索を始めてからおよそ2時間。男性は山林に入ったとみられる場所から徒歩で20分ほど離れた沢で見つかりました。
心肺停止状態で、その後、死亡が確認されました。警察は、滑落したとみて調べています。
一方、上田市別所温泉でも25日、70歳の男性がキノコ採り中に動けなくなり26日未明に救助されました。
警察などは「単独での入山は控える」「クマ対策で音の鳴るものを携帯する」などの注意を呼びかけています。
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