長野放送
9月27日に行われる安倍元首相の国葬です。長野県の阿部知事は、「弔意を表す」として県庁と合同庁舎で半旗を掲揚すると発表しました。
9月27日に行われる安倍元首相の国葬。各自治体で弔意を表す半旗の掲揚や、黙とうを行うかなどが注目されています。
こうした中、阿部知事は15日、当日、県庁と県内10カ所の合同庁舎で半旗を掲揚すると発表しました。
おととしの中曽根元首相の内閣・自民党葬と同じ対応です。
長野県・阿部守一知事:
「故・安倍首相には、県として大変お世話になりました。弔意を表明させていただきたい」
県教委は各県立高校に半旗の掲揚を求めません。
また「黙とう」については、県庁などで館内放送で流したりはしないということです。
なお、当日、知事は御嶽山噴火災害の犠牲者追悼式のため国葬を欠席します。
一方、政府は「国民に弔意を強制することはない」として自治体に対応を要請していません。
NBSが県内の19市に取材したところ、長野市は半旗の掲揚を。
14の市は半旗の掲揚や黙とうなどを行う予定はないとしています。
4つの市は「未定・検討中」としています。
「国葬」をめぐっては国民の間でも意見が分かれています。
知事は…
長野県・阿部守一知事:
「国民の世論が二分されている状況は残念。できる限り多くの皆さまに理解を得られる形で進めていただくことが重要」
長野放送[/MARKOVE]