長野放送
前松本市長で現在、松本大学の学長の菅谷昭さんがウクライナ侵攻などについて講演し、核戦争への懸念と早期停戦の必要を訴えました
菅谷昭さん：
「早く今の戦争を停止して、平和的な外交でやめさせなければ。たぶん収まらないような気がしています」
自らが代表世話人を務める「核兵器禁止条約を広げる長野ネット」の総会で講演した菅谷さん。
かつてウクライナの隣国のベラルーシでチェルノブイリ原発事故の被害を受けた住民の医療支援にあたりロシア人やウクライナ人たちが含まれるスラブ民族と親交を結んできました。
ロシアのウクライナ侵攻については、各国が外交手段を尽くして早期停戦に持ち込む必要性を訴えました。
菅谷昭さん：
「一つ間違うと核戦争になる、第三次世界大戦になることだって否定できないですからね」「色んな背景を知ったうえで我々は考えていく必要がある」
「核兵器禁止条約を広げる長野ネット」は核兵器の廃絶に向け、日本政府に条約への参加を求める活動を続けています。
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