長野放送
「第7波」に入った長野県内。感染が急拡大していますが、県は重症化しにくいオミクロン株の特性を踏まえ、病床使用率が35%未満の場合は、強い行動制限を求めない方針です。
感染が急拡大し、県も「第7波の入り口に差し掛かった」としています。こうした中、県は15日、今後の対応方針を決めました。
重症化しにくいオミクロン株の特性を踏まえ、1日の新規感染者数が「第6波」のピーク、868人を超える場合も、確保病床使用率が医療特別警報の基準である35%を下回っている間は、飲食店の時短営業などの強い行動制限は求めません。
また、お盆の帰省などによる感染拡大を防ぐため、駅などに臨時の検査拠点を設置することも検討。
ワクチン4回目接種も、接種対象の60歳以上や基礎疾患のある人に積極的に推進します。
長野県・阿部守一知事:
「これまで同様、基本的な感染対策はしっかり行ってもらいながらも、社会経済活動は通常通り行ってもらうようお願いしたい」
県は今後、夏休みシーズンの前に県民向けメッセージを出し、具体的な対策を呼びかけることにしています。
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