資料：上田警察署
長野県上田市の70代男性が、協会職員を名乗る男から「アダルトサイトの利用料金が未納になっている」などと電話で言われ、2038万円余りをだまし取られる詐欺被害がありました。
被害にあったのは、上田市の70代男性です。警察によりますと、今年5月下旬、男性の携帯電話に「お支払い確認がとれていません」とメールが届き、男性が記載されていた電話番号に電話をかけると、協会職員を名乗る男から「アダルトサイトの利用料金が未納になっている」「損害賠償を請求されている」「保険に加入すれば、保険金が出る」などと言われ、6月下旬までの間に複数回にわたり合計2038万円余りを振り込んだということです。
その後、男から「土地を売った方がよい」などと言われ、不動産会社に相談して被害に気付きました。
県内では今年、電話でお金詐欺（特殊詐欺）の被害が相次いでいて、今回の被害を含めこれまでに96件、2億6600万円余りに上ります。去年の同時期より10件多く、被害額も約1億1000万円ほど多いということです。
警察は、「携帯電話等で料金未納についてのメールが来た時は、詐欺を疑い、一人で判断せずに、必ず家族や警察に相談してほしい」としています。
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