長野県小諸市(7月2日午後2時ごろ)
長野県小諸市の高校で文化祭のイベントに参加していた20人が熱中症の疑いで搬送されました。重い症状の生徒も3人いるということです。
集団搬送があったのは、県立の小諸高校です。学校などによりますと、午前11時ごろ、校庭で2年生の女子生徒が手足がしびれて意識が朦朧としたため、消防に救急要請しました。その後、他の生徒も次々に体調不良を訴え、午後にかけ20人が搬送されました。
消防によりますと、3人は症状が重く、7人が中等症とみられ治療を受けています。
校庭では7月3日からの文化祭を前に午前10時から「お楽しみ会」として全校およそ470人と教職員が障害物リレーや大縄跳びをしていました。
校長は「規模を縮小し、こまめな水分補給など注意していたが、文化祭の準備で疲れがたまっていたかもしれない」と話しています。
県内は3日連続で「熱中症警戒アラート」が発表され、気象台などが警戒を呼びかけていました。
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