水しぶきを上げて駆け回る子どもら=茅野市の横内中央公園
長野県内は29日も高気圧に覆われて晴れ、厳しい暑さが続いた。長野地方気象台によると、日中の気温は諏訪で猛暑日手前の34.5度、原村で33.4度まで上がり、6月の観測史上最高を更新した。
茅野市の横内中央公園では、涼を求めて集まる親子連れが目立った。水着姿の子どもたちは水路につかったり、水しぶきを上げて駆け回ったりして大はしゃぎ。近くの木陰にシートを広げ、休憩する住民の姿もあった。
水遊びを楽しむわが子を見守っていた清水菊香さん(30)は「うだるような暑さ。梅雨も早く明けてしまい、今年は夏が長そう」。長女(5)は「冷たくて気持ちいい」と笑顔だった。
30日は高気圧に覆われるが湿った空気の影響を受け、晴れ時々曇りとなる見通し。気象庁は暑さが続くとし、熱中症に注意するよう呼び掛けている。
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