「玉ねぎ祭り」(長野県安曇野市 6月18日)
タマネギの高値が続く中、長野県内有数の産地・安曇野市で週末、恒例の「玉ねぎ祭り」が開かれました。平均市場価格の約5分の1、10キロ1000円で販売・収穫体験ができるとあって大盛況でした。
掘り出したのは大きく育ったタマネギ。安曇野市で18日開かれた「玉ねぎ祭り」です。市内16会場で収穫体験と直売が行われました。県内有数の産地安曇野市のこの時期の恒例のイベントですが今年は特に大盛況。
「玉ねぎ祭り」(長野県安曇野市 6月18日)
その理由は…
参加者:
「買っても高いのでこれは逃せないなと思った」
北海道などでの不作の影響でタマネギは高値が続いています。農水省の食品価格動向調査によりますと、店頭1キロ当たりの平均価格は514円。平年の2倍以上となっています。
「玉ねぎ祭り」(長野県安曇野市 6月18日)
安曇野の「玉ねぎ祭り」は直売も収穫体験もなんと10キロ1000円。平均の5分の1以下です。
午前8時の受付け開始前に行列ができた会場もありました。
安曇野では例年通りの出来になり数も確保し、2日間を予定していました。しかし、あまりの人気ぶりに初日の土曜日で16会場とも完売となりました。
「玉ねぎ祭り」(長野県安曇野市 6月18日)
参加者:
「感激です。スーパーで売ってるのしか見たことがないから」
「100キロ購入しました」
「この日まで我慢してました」
「玉ねぎ祭り」(長野県安曇野市 6月18日)
生産者・丸山栄一さん:
「こんなに盛況になるとは思わなかった」
農水省によりますと、佐賀産などの出荷も増え少しずつ価格は落ち着いてくるものの、高値傾向は続くということです。
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