県とJR東海の会議(長野県庁・28日)
3月8日、長野県豊丘村のリニア中央新幹線のトンネル工事現場で作業員がけがをした事故を受け、JR東海が28日、県に新たな安全対策を報告し、29日から工事を再開すると明らかにしました。
3月8日、豊丘村の伊那山地トンネル坂島工区でコンクリートの吹き付け工事中に、外れた配管やコンクリートが作業員に当たり、2人が軽いけがをしました。
28日、県庁でオンラインで行われた会議でJR東海は「配管の接続が十分でなかったことなどが原因だった」と報告しました。
そして、安全確認の徹底や作業員の適正な配置などの対策をした上で、29日から工事を再開する考えを示しました。
その一方、県が事故発生時は住民にも速やかに報告するよう求めたのに対し、JR東海は「必要に応じ県や市町村に連絡している」として消極的な姿勢を示しました。
長野放送[/MARKOVE]