長野放送
議員10人の感染で審議が止まっていた2月長野県議会が再開しました。委員会の日程を短縮するなどして、会期の16日までに全ての審議を終えることにしています。
(記者リポート)
「県議の感染が相次いだ県議会。およそ1週間ぶりに、議案の審議が再開されました」
午前10時から始まった2月県議会の委員会審議。空席が目立ちます。
県議会ではこれまでに自民党県議団を中心に県議10人が感染し、今月4日からの委員会審議が中止されていました。
長野市保健所や議会事務局は「集団感染」とし、飲食や喫煙などでマスクを外しての会話があったとしています。
自民党県議団・風間辰一団長:
「多数の感染者を出してしまう事態を発生させてしまいました。2月定例会の審議運営に多大なるご迷惑をおかけし、この場をお借りしておわび申し上げる」
10日は各会派の代表者が集まり、感染した議員以外は全員の陰性が確認されたことや濃厚接触者の特定が終わったことなどから、感染対策を徹底した上で審議の再開を決定。
10日は感染者や濃厚接触者などを除く41人が、6つの委員会に分かれて審議しました。
委員会は当初6日間の予定でしたが開始時間を早めたり、質問を絞るなどして半分の3日間に短縮します。
新年度予算案などの本会議の採決は、一日遅らせて15日となりましたが、予定通り16日に閉会する方針です。
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