各地に様々な種類の自販機が設置され、役割も広がっている
特集は長引くコロナ禍で設置が広がる自動販売機です。自慢のジンギスカンに夕食のおかず、レトロなハンバーガー自販機も。コロナ対策にとどまらない役割を取材しました。
東山食堂(長野県塩尻市)
長野県塩尻市の塩尻峠にある東山食堂は、ジンギスカンの有名店。特製のみそダレに漬け込んだ厚切りの肉が味わえます。
NBS長野放送
その自慢のジンギスカンが、2021年12月から店先の自動販売機でも買えるようになりました。1袋2人前・300グラムを1500円で販売しています。
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昼近くになると、次々と利用客が訪れていました。
客:
「この前、買いに来て食べたんですよ。非常においしくて、また食べたいなと」
「子ども4人いるので、すぐ終わっちゃう」
「コロナで密になると心配な人もいるし、自分自身も人ごみを避けている。そういう時は家で食べようかなと」
店の売り上げは感染拡大前に比べて3割ほど減少。「コロナ対策」として24時間販売できる自販機を導入しました。
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東山食堂・塩崎絵理香マネージャー:
「店の売り上げが落ちた分、自動販売機が頑張ってくれています」
ひと月に300袋ほどの販売を想定していましたが、2月は既に4倍の1200袋を超えています。好評につき、近く市内にもう1台設置する予定です。
東山食堂・塩崎絵理香マネージャー:
「お店と同じ肉とタレを使用している。漬け込んでいる分、お肉もやわらかくなっているので、ぜひ食べてほしい」
チルクス惣菜店(長野県茅野市)
2021年5月にオープンした茅野市の「チルクス惣菜店」。月替わりで10種類ほどの総菜を販売しています。
販売している総菜
2月は「鶏ナンコツとネギの塩レモン炒め」(100g税込み320円)や「大根もちの揚げ浸し」(1個税込み240円)など。4種類のおかずを選ぶ「弁当」(税込1000円)も人気です。
店は女性客を中心に支持を集めています。
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客:
「友達が何人か買いに来ていて、おいしいって評判なので。大根もちとか自分じゃ作れないので、楽しみ」
閉店まであと2時間となった夕方4時。総菜が次々とパック詰めされました。
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