サバ缶
3月1日からさまざまなものが値上げされました。すでにガソリンなどが高騰していますが、さらに、電気、ガス料金も…。標準家庭で1カ月で電気は292円、ガスは263円値上げされます。食品では大手メーカーのマヨネーズ、ヤマサ醤油、昭和産業のキャノーラ油やサラダ油が値上げ、ハム、ソーセージ、加工食品、麺類も値上げしました。そして、長野県民、特に飯山市民に愛されている「サバ缶」も。新型コロナウイルスで消費マインドが落ち込む中、今回の値上げでさらに悪化するすることも予想されます。
サバ缶
2月28日、飯山市―。
Q「サバ缶が値上げされます…」
飯山市民:
「サバ缶まで上がっちゃうんですね」
「それはもう、死活問題じゃないですか」
飯山市民がショックを受ける「サバ缶」の値上げ。大手のマルハニチロと日本水産は、今月から3%から20%ほど値上げしました。
タケノコ汁
北信濃ではタケノコ汁のシーズンに消費が伸びます。その中でも飯山市は全国トップクラスの消費量と言われ、各家庭にストックがあり「サバ缶」を使ったレシピがあります。
NBSが過去取材した時も「サバ缶カレー」に「サバサンド」、「サバごはん」などを紹介しました。
サバ缶カレー
雪深い飯山では備蓄ができ、貴重なタンパク源として重宝されてきたと考えられています。
そのサバ缶の値上げです。
飯山市民:
「なくちゃいられないし困る」
駆け込みで箱買いする人も…
こちらは長野市のスーパーマーケット。今はサバ缶など在庫が残っている分は、値段を据え置いて販売しています。
買い物客:
「駆け込み。(家計が)少しでも助かりますから」
結局、箱買い―。
一部の野菜も値上がり
一部の野菜も値上がりしています。
玉ねぎとジャガイモです。産地である北海道の天候不順による不作が主な理由で、こちらの店では玉ねぎが例年の1.5倍、ジャガイモが例年の1.3倍となっています。
買い物客:
「ちょっときついはきつい。できるだけ無駄にしない、捨てるものを減らす、使い切る感じに」
[/MARKOVE]