山岸琴美選手(長野県飯田市)
特集はパリオリンピックへの期待がかかるスイマーです。インターハイで2冠に輝いた長野県飯田市の山岸琴美選手。この春、多くのメダリストを育てた、あの平井監督が率いる東洋大学に進みます。
ISC飯田スイミングクラブ
飯田市のスイミングクラブに期待のスイマーがいます。力強いストロークでぐんぐんスピードを上げる山岸琴美選手(18)です。
山岸琴美選手
この春、東京オリンピックで競泳の代表監督も務めた平井伯昌監督が指導する東洋大学へ進みます。
山岸琴美選手
山岸琴美選手:
「(東洋大の)練習に参加させてもらって練習環境もすごく良かったし、自分に雰囲気もすごく合ってると感じた。五輪に出ている方がたくさんいるので、そういう人たちと一緒にやりたいと思った」
平井監督といえば…
北島康介選手や萩野公介選手、大橋悠依選手などを育てた名コーチです。
山岸琴美選手:
「(平井監督に)自分の強みや弱い部分を教えてもらったし、憧れですごい遠い存在だったけど、話してみるとフレンドリーですごい方だなと思う」
飯田市の18歳に飛躍のチャンスが巡ってきました。
3歳のころ
山岸選手は3きょうだいの末っ子。兄たちに倣い、3歳から泳ぎ始めました。
小学6年生のころ
周囲が注目し始めたのは、ジュニアオリンピックに出場した小学校高学年の頃から。
中学2年の全国大会で5位入賞
中学2年の全国大会で5位入賞を果たすと…。
高校1年の国体で優勝。同世代のトップに立ちます。去年4月、オリンピックの代表選考を兼ねた日本選手権の200メートルバタフライでは7位入賞を果たしました。
山岸琴美選手
山岸琴美選手:
「最初は楽しいだけだったけど年を重ねるごとに苦しいことも増えてきて、でもその分、結果が出るときは昔よりも大きい喜びが感じられるかな。スランプとかを乗り越えて結果を出せたときがすごい楽しい」
2021年8月、長野市で行われたインターハイでは100メートルと200メートルを制し、競泳県勢初の2冠を達成しました。
山岸琴美選手:
「プレッシャーとかもあったけどそれまでの練習過程、積み重ねや気持ちの持っていき方がよくて、ああいう結果が出てうれしい」[/MARKOVE]