長野放送
信州ならではのコラボです。リンゴ農家と老舗七味唐辛子メーカーが協力し、リンゴスイーツに振りかけると味がワンランクアップする「シナモン七味」を開発しました。
おいしそうな焼きリンゴに振りかけているのは、「シナモン七味」。その名も「リンゴにかけるスパイス」。
長野市長沼地区のリンゴ農家が、七味唐辛子製造の八幡屋礒五郎と協力して開発しました。
サンショウやトウガラシの他、リンゴに合うようにシナモンやレモンなど9種類を調合しています。
発案したリンゴ農家の徳永虎千代さん(29)。去年、凍霜害の影響で収穫量が落ち込み、見た目が悪くなったリンゴは「規格外」として価格は10分の1程度となってしまいました。
フルプロ農園・徳永虎千代さん:
「何かこういうものを作って、(規格外も)家庭で調理してもらい『農家から直接リンゴを買う』という流れができればと」
フレンチのシェフのアドバイスも受け、このたび完成した「りんごにかけるスパイス」。
焼きリンゴのほか、食パンにスライスしたリンゴを置いてトーストした「リンゴバタートースト」、さらにホットリンゴジュースやカフェオレなどの温かい飲み物にも合うそうです。
もちろん、生のリンゴにそのままかけても…
(リポート):
「シナモンのいい香りがまず飛び込んできて、このリンゴの甘さをよく引き立てています」
リンゴにかけるスパイスは、クラウドファンディングのサイト(Makuake)で販売されています。
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