長野放送
氷の筋がせり上がる「御神渡り」の出現が期待される長野県の諏訪湖。23日の朝は今季初めて氷の筋が確認されました。4年ぶりの「御神渡りの出現」に期待が高まります。
氷の観察を続ける八剣神社の関係者が、諏訪大社上社のある諏訪市の河口から下諏訪町方面に伸びる氷の筋を確認しました。
八剣神社総代:
「ずっとカーブして下社の方に向かっていると思います」
すでに20cmほど氷がせり上がり、撮影中も20分足らずの間にさらに20cm以上せり上がる様子を見ることができました。
八剣神社 宮坂清宮司:
「こんなにザクザク凍った所でも亀裂が走る。相当すごい力で亀裂が走ってます。これがどのように変化していくか、明日からの観察の楽しみです」
「御神渡り」の認定には、湖を横断するように起点と終点がはっきりした筋が1本以上確認されることが条件です。23日朝の諏訪の最低気温は氷点下8.3℃。ただ、翌日以降寒さは緩みそうで、その後の冷え込みに期待が寄せられています。
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