提供:松本市立病院
長野県は今後、医療体制がひっ迫する恐れがあるとして「医療警報」を発出しました。病床はまだ余裕があるものの、県内の医療機関は発熱外来の受診者が急増し負担が増しています。
長野県松本市の松本市立病院にできた車の列。一般外来と区別した発熱外来の受診者です。病院の中にいる医師とタブレットでつなぎ問診を受けます。
病院では受診者が急増。8日から10日は1日に20人程度でしたが12日は51人、13日も午後3時時点で44人と倍増しました。
担当看護師は「休みも返上して対応に当たっている。かなり疲弊してきている」と話しています。
病床も16床中7床まで埋まっていて、このままいけば足りなくなる恐れがあるとしています。
病院では市民に対し「マスクの着用など基本的な対策の徹底、不要不急の移動などは控えて欲しい」と呼びかけています。
長野放送[/MARKOVE]