長野県の警戒レベル
新型コロナウイルスの感染者が激増していることを受けて長野県は13日、独自の感染警戒レベルを全県で「4以上」に引き上げ、「医療警報」を出しました。
長野県・阿部守一知事(13日午前):
「救える命が救えなくならないようにすることが最重要。力点の置き方を変えていかなければ」
13日の対策本部会議で阿部知事は、県独自の感染警戒レベルを全県で「4以上」とし、「特別警報I 」を出すことを決めました。飯田市や白馬村など8つの市町村でレベル「5」。それ以外の地域は全てレベル「4」となりました。
県内の新規感染者は11日までの1週間で729人。人口10万人あたりでは35.59人で、前の週の5倍以上になっています。
確保病床使用率は23%で、近く基準の25%を超え、医療提供体制がひっ迫する可能性があるとして「医療警報」を出しました。
基本的な感染対策の徹底、人と会う機会をできるだけ減らすこと、普段会わない人との会食を控えること、県外との往来は慎重に検討することなどを呼びかけています。
また、県独自のプレミアム食事券の発行を中止し、宿泊代金を割り引く「信州割」は県内の同居家族に限定することを決めました。
長野放送[/MARKOVE]