長野放送
長野県内で発表された新型コロナの新規感染者は167人。1日当たりの発表では過去最多を更新しました。また、オミクロン株に新たに15人が感染していたことがわかりました。
新規感染者は10歳未満から80代までの167人です。飯田市41人、長野市29人、白馬村20人、松本市16人、高森町8人、安曇野市5人、佐久市・坂城町・軽井沢町・立科町・松川町で各3人、須坂市・東御市・大町市・塩尻市・岡谷市・伊那市・辰野町・阿南町・原村で各2人、中野市・上田市・諏訪市・箕輪町・小谷村・松川村・南箕輪村・宮田村・大桑村・豊丘村・喬木村で各1人、県外居住者は東京都1人、埼玉県1人、滋賀県1人、また、調査中が1人です。
1日当たりの発表では、去年8月19日の158人を上回り、過去最多を更新しました。また、100人を超えるのは5日連続で感染拡大が止まりません。
感染経路が推定できないケースが目立っています。新規感染者167人のうち、半数近くの78人が現時点で経路不明です。
県内の新型コロナ感染者の累計は9753人。入院中は119人で重症は1人、中等症は15人です。
受け入れ可能な病床使用率は、前の日から0.8ポイント上昇し、23.8%。「医療警報」を出す目安の25%に迫っています。
一方、これまでの新型コロナ感染者をゲノム解析したところ、県内で新たに15人がオミクロン株に感染していたことがわかりました。県内のオミクロン株感染者は累計で23人になりました。
県によりますと、今月3日から9日までの間、新型コロナ感染者249人について、L452Rスクリーニング検査をした結果、約7割にあたる175人が陰性でした。デルタ株ではないことから、オミクロン株が疑われます。
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