大町市・牛越徹市長
大町市役所の男性課長が部下の女性にセクハラ行為をした問題について、牛越市長は会見で「全職員に対し研修会を行うなど再発防止を徹底する」などと述べました。一方、女性の訴え後、市は男性課長に女性と接触しないよう指示していましたが、庁内で顔を合わせる場面があったということです。
大町市・牛越徹市長:
「あってはならない事案。再発防止に全力を尽くしてまいります」
27日の市長会見でこのように述べた大町市の牛越徹市長。
この問題は市の50代の男性課長が部下の女性職員を呼び出し庁内で胸を触るなどのわいせつ行為を行い、停職5カ月の懲戒処分を受けたものです。
牛越市長は再発防止に向け全職員に対して研修会を開くほか、アンケートを行い、ハラスメントの実態を調査すると明らかにしました。
一方、今回の事案では女性の訴え後、市は男性課長に女性と接触しないよう指示していましたが、庁内で顔を合わせる場面があったということです。
市は接触の報告を受けて注意はしたものの、今後は対応を検討する必要があるとしました。
市の担当者:
「被害者、加害者、どちらの正当性があるか、関係者から聞き取りをしなければいけない。調査を進め、処分について早く決めるのが必要。その間については、双方が職場に出席しないこともできるのかも含め、仕事を止めることもできないので、その対応をどうするか検討してまいりたい」
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