大学生からドリブルの指導を受ける小学生
松本大学(長野県松本市)の男子バスケットボール部を講師に招いた技術交流会が25日、長野県伊那市高遠町の高遠小学校で開かれた。地元のミニバスケットボールクラブ「高遠進徳ウォリアーズ」の男子選手11人が参加し、大学生からドリブルやシュート、体の使い方などプレーの基礎を学んだ。
伊那市スポ少の高遠進徳ウォリアーズで指導する元地域おこし協力隊の五嶋博之さん(51)が、松本大学男子バスケ部で外部指導員を務めていることから企画。「クリスマスレッスンin高遠小学校」と題して、子どもたちに大学生と一緒に練習する機会を提供した。
小学生は、体の使い方やドリブルの基本動作を学び、相手ディフェンスを突破してシュートを打つ練習を反復。大学生は手本を見せながら丁寧に説明した。参加した大学生4人は全員が教員志望といい、五嶋さんは「子どもたちは見て学べるし、大学生はプレーを見せたり、指導したりできる。互いにいい経験になる」と話していた。
高遠進徳ウォリアーズで主将を務める児童(6年)は「最初は緊張したけど、楽しくできた。大学生はドリブルがうまいし、体幹も強い。教わったことを試合で出せるように、これからの練習を頑張りたい」と笑顔だった。
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