牛乳の消費を呼びかけ(長野県松本市)
コロナ禍で消費が落ち込み、牛乳や乳製品の原料となる生乳が大量廃棄される恐れがある中、JAの職員や生産者が消費の拡大を呼びかけました。
「牛乳消費にご協力ください」
23日朝、松本駅前では、JAの職員や生産者が通勤や通学する人たちに牛乳やチラシを配り、消費を呼びかけました。
今年は夏場の気温が低く、牛の乳の出が良かったことで生乳の生産量が増える一方で、感染拡大の影響で牛乳や乳製品の消費が落ち込んでいます。年末年始は学校給食がなくなることなどから、大量に廃棄されるおそれがあります。
JA全農長野・小口敏樹酪農課長:
「国産の乳はおいしいので、生産基盤を守るため、1日コップ1杯でいいので正月休み中も積極的に飲んでほしい」
三村牧場・三村誠一さん:
「(牛乳を)消費してもらえればうれしいです。せっかく作った物の廃棄は避けて、みんなに消費してもらいたい」
また、JA全農長野はコロナ禍で奮闘する医療従事者を激励するため、厚生連の医療施設12カ所に、200ミリリットルの牛乳1万6000本を贈りました。
長野放送[/MARKOVE]