善光寺(長野市 12月10日)
今年も残すところあと20日余り。長野市の善光寺では縁起物に魂を入れる「開眼法要」が行われました。新型コロナウイルスの感染状況は落ち着いていますが、善光寺では今年も「分散参拝」を呼びかけています。
師走の善光寺。本堂では年末年始に販売する守護矢や熊手、お守りなど70種類の縁起物に魂を入れる「開眼法要」が行われました。
善光寺寺務総長・若麻績享則住職:
「あと20日ほどでお正月。いまだコロナ収束の見通しがつかないが、よいお年を迎えていただきたい」
例年、大晦日から三が日にかけ55万人が訪れる善光寺。去年、「分散参拝」を呼びかけたところ、この期間の参拝者はおよそ4割減少しました。
コロナの状況は落ち着いていますが、今年も「分散参拝」を呼びかけていて、You Tubeなどで混雑状況をライブ配信する予定です。
開眼法要も縁起物を長い期間購入できるよう例年より早く行ったということです。
縁起物は10日から節分のころまで販売し、一部はインターネットでも購入できるということです。
善光寺寺務総長・若麻績享則住職:
「混雑のない時間にお参りしていただくなど、ご協力をいただきたい」
長野放送[/MARKOVE]