関野竜佑ちゃん(3) 「七五三参り」(11月27日 長野県軽井沢町)
特集は「世界最小赤ちゃん」の「成長の記録」です。わずか258グラムで生まれた男の子が先月、3歳となり11月27日、家族で「七五三参り」をしました。両親ときょうだいは幸せをかみしめ、健やかな成長を祈りました。
急な階段を懸命にのぼり、元気いっぱい!
軽井沢町の関野竜佑ちゃん3歳です。少し大きめのスーツにネクタイ姿…。
母・俊子さん:
「新しく買いました。それでもちょっと大きかったですね」
11月27日、家族で「七五三参り」をしました。
生まれたばかりの竜佑ちゃん 提供:長野県立こども病院
竜佑ちゃんは、3年前、安曇野市の県立こども病院で生まれました。
体重わずか258グラム、身長22センチ、大人の手の平に収まるほどの大きさでした。
命の危機もありましたが、病院の手厚いケアと自身の生命力で乗り越えました。
2019年4月 退院
当時、258グラムで生まれて退院できたのは、男の子では「世界最小」とされています。
竜佑ちゃんは3歳の誕生日パーティー(2021年10月)
10月1日、竜佑ちゃんは3歳の誕生日を迎え、家族でお祝いをしました。
体重7160グラム。身長74.2センチ(11月12日時点)。体重は平均の半分ほどですが、「食いしん坊」だという竜佑ちゃん。
母・俊子さん:
「肉が大好き、からあげとか「ほしいほしい」と人の分まで」
元気に外で遊ぶ竜佑ちゃん(2021年10月)
今年4月から保育園に通い、できることもどんどん増え、自己主張もするようになってきたといいます。
兄・佑平さん:
「コミュニケーションがとれたりするところが、すごく成長したと思う」
家族で記念撮影(2021年11月27日)
11月27日、両親ときょうだい4人で軽井沢町の神社を参拝し、「七五三」をお祝いしました。
宮司:
「お守りとお土産です。持てる?」
父・康平さん:
「抱っこしてほしい」
宮司に抱かれると…泣いてしまいました。
お母さんのもとに戻り、安心…
はじめての「おみくじ」
そして、はじめて、「おみくじ」をひきました。
その結果は…?
父・康平さん:
「小吉だ。頑張れよ、大きくなるぞ」
元気いっぱいの竜佑ちゃん。成長ぶりに家族も目を細めています。
兄・佑平さん:
「成長したなと、生まれたころよりは、すごく大きくなったと実感がわきました」
父・康平さん:
「七五三を迎えられたことをありがたく思っています。当たり前のことですが、健やかに育ってほしいなとおもっています」
母・俊子さん:
「友達とも楽しく遊んでいるようで、いろいろとできるようになっていてこれからが楽しみです」[/MARKOVE]