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高校生が医療現場の「言葉の壁」調査 病院などでアンケート 外国人の半数が「一人で受診できない」(NBS長野放送) – 長野県地域ニュース

高校生が医療現場の「言葉の壁」調査 病院などでアンケート 外国人の半数が「一人で受診できない」(NBS長野放送)

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柳田市長に調査結果を報告する深町さん 長野・佐久市 27日
長野県佐久市の女子高校生がアンケートを実施し、医療現場の「言葉の壁」を明らかにしました。外国人の中には「1人では受診できない」という声もあり、報告を受けた市も実態の把握に乗り出します。

調査したのは、上田染谷丘高校3年の深町茉結さんです。深町さんは、助産師の母から外国人とのコミュニケーションに苦労していることを聞き、このほどアンケートを実施。市内の2つの病院や日本語教室と連絡を取り、医療従事者158人、外国人24人から回答を得ました。

深町茉結さん:
「妊娠したのに病院にかからず、産む直前まで行かない外国人患者が多いらしく、農業実習生の方が多いようだ」

11カ国の外国人に「1人で受診が可能か」と尋ねたところ「言葉がわからない」などの理由で半数の12人が「不可能」と答えました。

さらに、その内の3人は通院を「ためらったり、我慢したりしてしまう」と回答しました。

一方、医療従事者の中では、コミュニケーション上でトラブルが起きたという回答は14パーセントでした。

また、約4割は翻訳機や通訳を介して意思疎通を図っていることがわかりました。

ただ、病棟などによって偏りがあり、翻訳機や通訳、外国語のパンフレットを求める声が多く寄せられたということです。

深町茉結さん:
「医療従事者の皆さんが外国人患者の対応で不安に思わなかったり、日本人患者と差がないような対応ができるようにできたらいいな」

報告を受けた佐久市の柳田清二市長は「市の方でも調べ、必要な措置を講じなければならない」と応じました。

長野放送[/MARKOVE]

[紹介元] NBS長野放送 – Yahoo!ニュース 高校生が医療現場の「言葉の壁」調査 病院などでアンケート 外国人の半数が「一人で受診できない」(NBS長野放送)

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