水沢夏美被告を送検(去年9月)
去年8月、長野市で男性がボーガンで矢を撃たれた事件の裁判で、検察は殺人未遂の罪に問われた女に懲役5年を求刑しました。弁護側は「心神喪失状態だった」と無罪を主張しています。
長野市鬼無里の水沢夏美被告(29)は去年8月、自宅を訪ねてきた70代の民生委員の男性に至近距離からボーガンで殺意を持って矢を放ち、腕を貫通させるなどけがを負わせたとされています。
検察側は18日の裁判で「水沢被告は男性が以前に訪ねた時に笑いながら話したことを一方的に不快に感じて犯行に及んだ。被害者に落ち度はなく、動機は身勝手で自己中心的」などとして懲役5年を求刑しました。
一方、弁護側は「被告は当時、精神障害の影響でボーガンを撃つことを自分の意思では止められない、心神喪失状態にあった」などとして無罪を主張しました。
判決は今月29日です。
長野放送[/MARKOVE]